玄米菜食と断食で免疫力を向上させる藤城博式食事療法とは?

食事療法と一言で言っても、ゲルソン療法などの野菜・果物を主体にしたものや、タンパク質の摂取を推奨するものなど世の中にいろいろ存在しますが、
ほぼ共通している点として、玄米を主食にすることが挙げられます。
今回は、この玄米菜食を中心に、断食や微量ミネラルの摂取などに留意した食事によって、
ガンや糖尿病、高血圧などを治す方法を提唱されている藤城博先生の食事療法とはどのようなものなのか、見ていきたいと思います。
藤城博先生は、千葉県の都賀治療院で30年以上、たくさんの患者さんを治療しながら、安保徹先生などと一緒に、食事療法の講演会などで、
食事の大切さや現在の医療のありかたなどについての普及活動をされている先生です。
考え方としては、安保徹先生と共通する部分が多く、栄養過多の食事やストレスなどの生活を改善することを訴えられています。
藤城式食事療法の断食療法はなぜ、免疫力を高めてくれるのでしょうか?
定期的にソフト断食と玄米菜食による食事を継続することにより、ほとんどの病気は改善に向かうと先生は主張されていますが、
断食はどのような効果があり、なぜ免疫力を高める効果があるのでしょうか?
<断食の効果・効能>
- 臓器を休息させることにより、機能を向上させる
- 血液サラサラ効果
- 肝臓の機能向上
- 大腸の浄化と活性
- 体内毒素の排出・老廃物の燃焼
- 糖尿病・高血圧・ガンなどあらゆる生活習慣の改善と予防
- 免疫力の向上
- 虚弱体質などの体質改善
- 老化防止・ボケ防止
- 心身のリフレッシュ
- メタボ体質の改善
体を一時的な飢餓状態に置くことにより、生命力を活性化させ、細胞一つ一つの機能を高め、毒素を排出することにより、
免疫力はもちろん、さまざまな効果が期待できるようです。
ただし、専門の知識がなく断食を行うことは、たいへん危険な行為です。
また、専門期間に泊まり込んで断食を行うこともできますが、金額的には数日で3万円~5万円程度と高額なうえ、
定期的に行うことは難しいと言えるでしょう。
下記の藤城先生監修の藤城式食事療法の中では、先生が運営する断食を教える施設と同様に、自分で行える断食方法が掲載されています。
題名は血糖値を下げる藤原式食事療法とありますが、その他の病気にも応用の効く内容ですので、
断食に興味がある方は参考にしてみてください。
断食って辛くないの?
食事を一日抜くということは、辛いんじゃないのか・・・。自分には我慢できない。
つい心配になってしまいますよね。
<<藤城式ソフト断食の簡単な流れ>>
1日目~3日目:一日2食(通常の食事)
4日目 :一日一食
5日目 :一日断食(寒天ゼリーなどは食べても良い)
6日目~ :玄米粥など軽めの食事を3食
7日目以降 :玄米菜食を3食
それ以降10日に一度程度断食を行う。
体験された方々の話を聞くと、想像したよりも苦痛を感じづに行うことができ、
その後の体調の回復は想像以上だったと話されています。
薬などを常用されていらっしゃる方は、断食の際に注意しなければならない点が多いですので、
必ず専門医の元で行うか、マニュアルの通りに実践されてみてください。