動脈塞栓療法:癌を兵糧攻めにし、消滅、副作用の少ない抗がん剤治療

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動脈塞栓療法:癌を兵糧攻めにし、消滅、副作用の少ない抗がん剤治療

乳がんの名医と言われる岡田直美医師が取り入れている動注塞栓療法とは?

生存率0といわれる全身転移の患者さんを治療する中でも用いられた動注塞栓療法。

動注塞栓療法は、動注療法をさらに進化させた治療法で、癌細胞が栄養や酸素を取り込むために張り巡らせる新生血管を塞栓物質を詰めることで栄養源の経路を断ち、そこにカテーテルによる癌細胞に直接抗がん剤を投与することで、癌細胞を兵糧攻めにしつつ、高濃度・長時間滞留という抗がん剤が一番効果を発揮する状況を作りだすことができます。

全身療法と異なり、他の臓器や細胞に対する副作用も最小限にすることができるまさに理想的な抗がん剤治療といえるでしょう。

動注を行った部分(15センチもある肺がん腫瘍)がすべて壊死し、消失した事例

動注治療はまだまだ取り入れている病院も少なく、全身化学療法が一般的です。

しかし、転移した患者さんへの全身抗がん剤治療は延命治療であり、根治のための治療法ではないといわれています。

ほんの数カ月寿命が延びるだけで、あとは副作用に苦しむだけ。

そんな治療を本当に患者さんや家族は望んでいるのでしょうか?

生き続けたい・・・。患者の本当の願望を叶える治療法選択肢の一つ

しかし、過去の症例で残念ながら治療の末亡くなられた患者さんの病理解剖において、医師が驚いた事例があったそうです。

全身抗がん剤では効果のなかった肺にある15センチ程の腫瘍が、動注療法を行った部分は完全に壊死して消失。

その後、多くの患者さんに動注塞栓療法を行っていますが、とても大きな成果をあげているそうです。

ただし、動注療法は動脈からカテーテルを入れるという治療であるため、医師の技術レベルによって効果が大きく違ってくるというデメリットがあります。

経験と実績のある病院と医師を選ぶことが重要です。

 

動注塞栓療法を受けられる病院はどこがあるのでしょうか?

動注塞栓療法が受けられる病院は、関東近県には、ある程度あるものの全国には、各県それぞれ1か所程度です。※東京都(10か所)、神奈川県(8か所)

全身化学療法が点滴だけという手間のかからない方法に対し、カテーテルによる治療は麻酔など手術のような治療となるため、医師の手間や時間が大きくかかるとともに、医療機関においても負担の大きい治療法になります。

今後、もっと多くの病院において当たり前のように動注塞栓療法が受けられるようになれば、進行性の癌や転移など治療困難の患者さんも命をつなぐ可能性がさらに高くなると考えられます。

どの病院でも動注塞栓療法が受けられるようになるといいですね。

 

患者自ら治療法を提案することは重要

たとえ動注塞栓療法が行われていない病院でも、主治医に治療を受けたいということを伝え、その技術を持った病院を紹介してもらうという治療法も可能になります。

患者が勉強し、薬や治療法について言及することは、医師に対し、失礼と感じるかもしれません。

中には怒り出す医師もいないとも限りませんが、その重要性(患者が医師に質問したり、より良い治療法を求めること)については、生死を左右する最も重要なことであるそうです。

医療は、こちらから提案しなければ、標準治療という治療法を受けることになります。

薬においても、ガイドラインに定められた薬が使われることになります。

百人十色の癌の性質や個人差を考慮した薬や治療法を受けるには、自らが積極的に医師にアプローチすることがとても重要になるのです。

 

患者が医師とどのようなスタンスで、治療を受けることが最も最高の治療となるかがわかる本

書影

[オーディオブック版] がん

著者:平岩正樹
再生時間:6時間29分

オーディオブック配信サービス「FeBe」

おそらく、平岩医師の著書を一冊でも読んでいただけたなら、病院においての治療の受け方が180度変わるといっても過言ではないかもしれません。

受け身で、与えられた治療を受け入れ、ベッドに横たわっているだけ・・・。

これでは癌という強敵は倒すことは難しいと考えたほうがよいでしょう。

この本を読めば、遠慮せずに医師に提案したり、セカンドオピニオンを求めることができるようになります。

オーディオブックという形であれば、ベッドの上で繰り返し音声として聞くことができますのでお勧めです。

医師の技術などの問題よりも、患者自身の闘う姿勢、熱意を伝えること。これが医師を動かす最大の原動力になるんですね。

 

 

 

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