パーキンソン病のドーパミン補充薬は病状を悪化させる可能性とその理由

パーキンソン病薬

パーキンソン病のドーパミン補充薬は病状を悪化させる可能性とその理由

パーキンソン病の薬「ドーパミン補充薬」は体の緊張を引き起こし逆効果

安保徹氏の著書にパーキンソン病の薬について、このような指摘があります。

現在主流になっているパーキンソン病の薬は、ドーパミンを補うことを目的にしたものが主流ですが、これは逆に体を硬直させ、病状を悪化させる危険性があるというものです。

その理由をこれから解説していきたいと思います。

パーキンソン病にドーパミンが必要と考えられている理由

パーキンソン病患者の脳を解析してみると、黒質という部分の細胞が損なわれ、その黒質はドーパミン産生物質であるから、おそらくドーパミンを補給したらなおるだろうという仮説から、現在のドーパミン前駆体を補給する治療法が生まれたといわれています。

このパーキンソン病とドーパミンの関連性では、研究者がノーベル賞を受賞したこともあり、間違いないリ療法であるという認識のもと、世界での治療法の主流となっています。

ドーパミンは、交感神経緊張薬であり、体を固く、さらに動けなくなる危険性がある

自律神経には、副交感神経(リラックスした時に働く神経)と交感神経(活動的、緊張状態にあるときに働く神経)があります。

安保徹先生の研究によれば、ドーパミンの患者さんの共通点としてあげられることに、がんばりやさんで、頑固な便秘症、不眠に苦しんでいる人が多いなど、どれも交感神経過多の人にみられる傾向が顕著であることを発見しました。

これらの症状は交感神経緊張状態に起こる症状であり、ドーパミン前駆体の投与によりこの交感神経をさらに刺激してしまい、症状が悪化するというのが根拠です。

このドーパミン前駆体の薬は、経口薬のため、全身に行き渡り、身体中が緊張・硬直状態に陥るため、話すことができなくなったり、歩行困難な状態に追い込まれてしまいます。

これらの自律神経との関連性について着目している医師、福田稔氏もパーキンソン病の患者さんたちの手足の震えについて、極度の血流不足のために血液を送るためのマッサージの役割をしていると説明しています。

血行を増やす入浴や体操、繊維質の多い野菜やきのこの摂取を推奨

パーキンソン病の方たちに必要なことは、緊張状態から解き放たれて、心身ともに副交感神経優位の状態を作り出すこと。

そして、全身に血流をあげるための、適度な運動と入浴や岩盤浴など。

食事は便秘を予防するために必要な玄米食や繊維質の多い野菜やきのこ類をたくさん摂取することだと安保徹先生は語ります。

実際に、安保徹先生の周りには、パーキンソン病で歩けなくなった患者さんや口がきけなくなった患者さんが、1週間くらいで話せるようになったり、歩けるようになった事例がたくさんあるそうです。

 

パーキンソン病の症状で悩まれている方やご家族の皆さんに、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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